大槻俊 後手 尾垂れ急須 「松皮模様」 お037
¥22,000 税込
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四日市市の若手急須作家・大槻俊さんの作品。
大槻さんは「美しくきめ細かい肌」の作品を作られる作家さん。
お茶好きな方なので、ご自身の欲しいサイズや形状の急須を作ったそうです。
教えをいただいた作家「山本 広巳」さんの技術を随所に見ることができます。
【大槻俊 後手 尾垂れ急須 「松皮模様」】
・茶釜をオマージュした大槻さん初の後手の尾垂れ急須
・厳選された細やかな紫泥
・つまみが丸く長めで持ちやすい蓋
・繊細な作りの茶漉し
こちらの高温焼成でできた紫泥急須で淹れると、
煎茶・和紅茶・中国茶ともに柔らかくも味わい深い味に。
茶釜をオマージュして作られた尾垂れ(おだれ)急須です。
四日市では昔からある伝統的な作りですが、後手の尾垂れ急須を見ることはありません。尾垂れ急須に後手を取り入れたのは大槻さんのこだわりの一つです。
四日市ならではの紫土から生み出される鉄の茶釜の様な艶のある質感。高度な作陶技術が必要な松の樹皮をイメージさせる四日市と常滑の伝統模様「松皮 まつかわ」との融合は存在感溢れる唯一無二の作品と言えます。
今回の「松皮」の模様は何度も試作を繰り返し研究模索して生み出されました。
【お取り扱い経緯】
2018年のこと。吉田茶園の園主は、四日市市の萬古焼作家である山本広巳さんのアトリエへ伺いました。そして、山本さんから教えを受けていた作家として、大槻さんを紹介していただき出会いました。穏やかな話し方と急須が好きなんだなという印象を受けたことをよく覚えています。大槻さんの急須自体は2019年から少しずつ購入しはじめ、個人用として使い始めました。
大槻さんの作品づくりは、自ら土を採取して精製し、きめ細やかな土をつくるところから始まります。その土から生み出される急須は、光沢が深く、落ち着いた風合いを持っています。これまで大槻さんの急須を使用してきた身としては、質感、バランス、使いやすさを含め、ここ数年での品質の向上はめざましいと感じます。力強さも増し、目を見張るばかりです。
【陶歴】
大槻俊(Instagram:tuki_shun)
1992 三重県四日市市に生まれる
2016 急須専門窯元 陶山窯へ入所
独学で陶土作りと急須作りを始める
2019 四日市市桜町に制作拠点を移す
2021 12月に独立
以降急須を主とした作陶を行う
【詳細】
容量123cc / 重さ93g / 胴径7.2cm / 高さ8.0cm / 長さ10cm / 壺口4.8cm
※ こちらの急須の蓋は印籠蓋です。
※容量は蓋受けまでの満水となりますが、水張力の関係で 5~10 cc ほど前後します。
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